カテゴリ: USB-DAC

先日、リードタイプのコンデンサを全て換装していたA22ですが、
この時の換装では、
一次平滑コンデンサ→ニチコン音響用(Hi-sound)
AK4499のVrefコンデンサ→日ケミPSG
それ以外のRadialコンデンサ→オールOSコン
としていました。

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(画像のAK4499の近くの、背の高いコンデンサ8本が日ケミPSGです。)

しばらく聴いていて、以前A22のVrefをOSコンにしたときほどの良さがないよな、と感じるようになりました。

できるならやってみたくなるのは、人間の性です。
結局、Vrefコンデンサも、以前と同じOSコンに換装してしまいました。

FvFUADOaAAEFsp8

鳴らしてみると、換装直後の変な音ではありますが、OSコンのほうがPSGよりもしっくりくる気がします。(気のせいかもしれませんが)

これで、一次平滑はニチコン。それ以外は全てOSコンの構成となりました。(オールOSコン)

IMG_6094


自分の改造スキルでは、この筐体ではできることはこれで終わりかと思います。

次は、All Kemet PolymerのA22を試してみたいです。(時間ができたら)
(๑•̀ㅂ•́)و✧ 

先日、GustardのDAC-A22のコンデンサ換装をした際、安定化1段目の電源コンデンサをハイブリッドタイプにしていたんですが、動作電圧がわかってきたのでこれらをOSコンに換装しました。このときの出音が好印象だったので、今回は手持ちのX26proについても同じことをやってみました。

A22はそのまま基板が外せるんですが、X26proはバックパネルを外さないといけないので、ちょっと手間が多いです。

だいぶん慣れてきたので、20分程度でコンデンサ4本の換装を完了。 

FueRsnAaIAE7T3Q

無事に音出し確認。
なかなか良いですね。これ。

これでこのX26pro筐体内のスルーホールタイプの電解コンデンサは、電源平滑の6本を除いて全てOSコンになりました。
(๑•̀ㅂ•́)و✧ 

前回は、X26PROのコンデンサ換装を行いました。
A22は以前一度換装したことがあるのですが、また聴きたくなって、再挑戦です。


ということで、電源系のコンデンサはやはりOSコンじゃなくてハイブリッドにすることにしました。


時間がなかったので急いで換装。
開始から70分で換装完了できました。(鳴り響くレベルアップ音)


AK4499には基準電圧コンデンサが必要なので、1回目のときに使った1500μFのOSコンを取り寄せていました...が


で、AK4499のデータシートを改めて見ると...


なので、


無事に音が出ました!


文鎮化しなくて、本当によかったです。(ε-(´∀`*)ホッ)

次はA22 All Kemet Polymer Capacitorに挑戦しようかなと思っています。
(๑•̀ㅂ•́)و✧

転職に伴う転居で、しばらくオーディオ趣味から離れていましたが、色々と落ち着いてきたので、小さいシステムでオーディオ趣味を再開しました。

今回はX26PROの改造です。
(改造と言っても、コンデンサを換装するだけですけど。)

Gustard のDACは、A22を以前所有していて、そちらもコンデンサ換装をしました。
https://cryptocyte.livedoor.blog/archives/9448138.html
結局、手放してしまったので、手元にはありませんが、なかなか良い音のDACでした。

で、今回は、A22を手放したあと、気の迷いで購入していたX26PROです。
A22とX26PROの内部を比較すると、電源系とアナログ後段は殆ど同じ構成に見えます。
電源は、共通のトランス2個で、二次側は0-15って書いてありますから、おそらく安定化して±12Vを作っているのではないかと推測されます。

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(※メーカーサイトにて確認↑)

FpzMiHIaAAE4pC-


大きいコンデンサは2本と4本にわかれて、それぞれデジタル・アナログ系に電力を供給しているように見えます。(正負、各1本、2本づつですね。)
大きいものが整流以後の平滑コンデンサ、更にその下流に安定化後のリップルフィルタのコンデンサがあるはず...と思うと、電源側の大小2ペアのコンデンサはおそらく安定化後かな...と思いながら換装プランを考えます。
前回のA22のときは、電源系のコンデンサは換装しなかったんですが、今回はこちらも換装してみることにしました。OSコンも高耐圧の新製品がでてきていたので、OSコンに換装するのもありだったんですが、調べてみるとハイブリッドコンデンサというものが登場していたので、今回の電源系はこれを使ってみることにしました。

ということで、
底面のネジ6本、背面のネジ1本を外して、内部を確認...。
(あらためて)フムフム...(p_-)

FpzMiHIaAAE4pC-

K2ってのがクロックシンク用の高精度PLLですね。(たぶん)

ではまず、ボードにつながったケーブルを外していきます。

FqVubOrakAELt3L

これを...

FqVubxaaIAYJY8B

こんな感じですね。

つぎに、背面のコネクタとプレートを固定しているネジを外して...

FqVvJ5NaEAALzam

で、さらに色々すると...

FqVwuQmaUAA-YYy

ボードが外れました!
(๑•̀ㅂ•́)و✧

ちなみにボードの背面はこんな感じ。

FqVxLfhagAAA7p3

フムフム..._φ(・_・

ではここで、専用工具の出番です!
(久しぶりに使いました)

FqV1fXQaIAAWq5l


早速、コンデンサ取り外し。まずは電源系から。

FqV4cLoaIAAZH28

あ、これ、MUSEだったのか...(なら換えなくてもよかったかも...(遅い))

更にコンデンサ取り外しを続行。

FqV89cXaUAA-jrw

とれました!
(実際にはスルーホールにちょっとハンダが残ったところがあって、あとから難渋しました。)

それでは、コンデンサ装着開始です!

FqWASuwacAEVKNl

固体電解って、フリーザ感ありますよね。(感想です。)

FqWPhZbagAAAR0U

できました!

今回、電源はハイブリッド。

FqWYG1WaUAEoUBh

アナログ系はOSコンで統一しました。

FqWYbR7aMAI8ZQk

スイッチオン!
ケムリ、ニオイはありません!(大事)

FqWUAGjagAInQpC

無事にロック。音、出ました!

FqWUiDTagAAS1l5

音が出るとホッとしますよね。(文鎮化すると悲しいものです。)

FqYYE_LakAAguP_

ということで無事に換装完了。

FqWWeGOaUAAcD_D

再生系はこんな感じになりました。

再生にはTakazineさんのデジタルボードに活躍してもらっています。
HDMIの接続フォーマットが違うので、左右が反転、位相も反転していますが、DAC側で位相を反転、RCAケーブルを左右逆につなぐことで、問題なく順相で再生できます。

接続直後の再生音は、少し軽めですが空間がひろく、低域が沈み込む感じ。
経験的には、ここから急速に音が変わっていきます。

FqaX5q3acAEcEWN

http://www.op316.com/pdf/capacitor/oscon1309_j.pdf

OSコンの情報PDFによると、はんだ付けで生じた漏れ電流は、電圧印加にともなって時間経過で自己修復されていくそうです。
対数グラフなので直感しにくいですが、10時間で10分の1以下なので、特に最初の時間経過での音の変化が大きいのも頷けるデータだと思いました。

自分の感覚としては、

オーディオのコンデンサをOSコンにすると...
  1. まず音が派手になり
  2. 次に音が曇ってきて
  3. だんだん低音が強くなってきて
  4. 最後に解像度が高くなってバランスがよくなる
という変化が順に起こる気がしています。
「4.」に至るまでで、100時間くらいでしょうか。

今回無事に換装が終わりましたので、今後の音の変化を楽しんでいきたいと思います。

文鎮化しなくてよかった!
(๑•̀ㅂ•́)و✧
 

DACのコンデンサ換装シリーズ?第3弾。
今回は、手持ちのR-2R DACのコンデンサを換装してみました。

まずは内部確認。
IMG_1475
今回の換装対象は、R-2Rラダー抵抗の手前側に並んでいるコンデンサ群(10個)です。
上位機種ではフィルムコンがパラに挿入されていたりするので、ここを固体電解に変えると音が変わりそう。

(以前の改造で、すでに45MHzクロックは取り外され、外部注入できるようにケーブルがつけてある状態となっています。)

早速、問題発生。
基板の裏に入るのに、このはんだ付け、外さないといけないの?!
IMG_1474

・・・試行錯誤の結果、なんとか基板裏に到達
(๑•̀ㅂ•́)و✧
IMG_1476

あとは、前のDACの時と同じように特殊アイテムを召喚して...

換装完了!
IMG_1481

別の角度からもう一枚。
IMG_1482

それでは早速鳴らしてみましょう...

IMG_1483

無事に音が出ました。
今回使用したのもOSコン。
マニュアルには、エージングには200時間が必要とあります。
(電圧の印加によって、はんだ付けでのダメージによる漏れ電流が自己修復するそうです。) 

このDAC、インジケーターが非常に見えにくい。
IMG_1484

斜め上からだと、光っていることすらわかりません。

IMG_1485

正面から覗き込むと、通電していて、44.1kHzでロックしていることがわかります。

オーディオ機器、眩しさが気になってしまうものが少なくないのですが、 このDACのこの表示の控えめさは、自分の中では高評価です。


さて、次は最上位機種の換装ですかね...(いつになることやら)
 

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